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2005/05/02

Filipper's Guitar - カメラ・トーク

camera_talk邦楽のギターポップを取り上げたので、早急にその教祖たるパーフリを取り上げねばならないワケです。
1stから順に行くべきかと思ったけど、メジャーになったきっかけのアルバムから行く事にする。

音楽シーンにおいて、その後の音楽界に影響を与えるようなミュージシャンってのがいます。
そういう場合は大抵音楽性だけでなくファッション的な面含めて新しいジャンル的なものを切り開いている場合が多い。
例えばBOOWYなんかも今のGLAYに繋がる流れの源流だと思う。

で、パーフリと言えば一大ムーブメントを起こした(?)渋谷系。
ただし影響はその後の全ての日本のポップスといっても良いほどだと思う。
現代ポップスを語る上で渋谷系は欠かす事の出来ない最重要ポイントだと思っている。

彼らの代表曲はドラマの主題歌で使われ、最近ではマーチのCMで使われている『Young, Alive, in Love』で、メジャーになるきっかけもこの曲。
ドラマは見てなかったけど、そのCMか予告かを見て知った。
ただ、当時はアニエスbのボーダーTシャツ着てオリーブとかの雑誌に出てたりして『オシャレ系』という位置づけだったため、バンドマンだったボクには恥ずかしくて買えず、高校を卒業してから(思い出して)買った。

実際の彼らを知る訳ではないが、当時日本ではマイナーなギターポップ系ミュージシャンにはかなり詳しくて、また音楽雑誌のインタビューアー泣かせの捻くれ・シニカルなことを言ってたらしい。
そういう雑誌は読まないので伝聞だけど。

歌詞なんかを見ても音楽・映画・小説の知識はすごいのがわかる。
歌詞の中の名詞の意味が分からなくて調べたりすると、映画だったり小説だったり、他のミュージシャンの歌詞等をもじってたり。
音楽的にも彼らが良しとする音楽から思いっきり引用したりして、ぶっちゃけパクりとも言えるんだけど、センスよくまとめているし、そもそも元ネタがメジャーじゃないケースが多いので元ネタ探し自体も楽しいというか、教えられるというか。
そういう観点から見ると、渋谷系はミュージシャンが持つ(元ネタなどの)情報量の多さが魅力なのだろう。

結局オリジナルアルバムとしては3枚を残して解散してしまい、今でもそれを惜しむ声は少なからずあると思うけど、ボクはそれで良かったと思ってる。
うまくは説明できないけど、一瞬の輝きと言うか儚さというか、そういうモノだからこそより素晴らしいのでは無いかと思う。
人生だって限りあるからこそ、老いて行くからこそ、一瞬一瞬が素晴らしいんだと思う。
小山田圭吾にしても小沢健二にしてもそれぞれソロで活動しそれぞれの道を進んでいる。
バンドってそのカラーに縛られてしまい小回りが効かないという印象がある。
それよりも個人になることでより自由に好き勝手に新しい道を開拓して行く事にしたのだと思う。

このアルバムの中のお気に入りは『summer beauty 1990』『big bad bingo』『camera full of kisses』辺りかな。
それ以外の曲もバラエティに富んでいて素晴らしい楽曲ばかりだと思います。

01 : 恋とマシンガン [young, alive in love]
02 : カメラ!カメラ!カメラ! [camera! camera! camera!]
03 : クールなスパイでぶっとばせ [cool spy on a hot car]
04 : ラテンでレッツ・ラヴまたは1990サマー・ビューティー計画 [summer beauty 1990]
05 : バスルームで髪を切る100の方法 [haircut 100]
06 : 青春はいちどだけ [colour field]
07 : ビッグ・バッド・ビンゴ [big bad bingo]
08 : ワイルド・サマー/ビートでゴーゴー [wild wild summer]
09 : 偶然のナイフ・エッジ・カレス [knife edge caress]
10 : 南へ急ごう [southbound excursion]
11 : 午前3時のオプ [3a.m. op]
12 : 全ての言葉はさよなら [camera full of kisses]

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コメント

90年代は渋谷系一色の日々でした。
その頃、東京近郊(川崎市)に住んでいたのでモロでした。
今でも90年代の曲を聴くと国道1号線で帰京したことを思い出します。またゆっくり話したいものですね。

最近CDの記事書いてないなぁ。
別に大した事は書いてないのだけれど。

ボクは雑食なのでそれなりに色々と聞いてましたけど、ネオアコ系が一番好きです。
あのリズムが体に馴染んでるんです。
時々『チキチキ』が鬱陶しくなりますが(笑)。

ソレ系で一番好きなのは The Dylansかな?
こいつは90年代初頭だったと思います。
あとは Blissful とか。
これは90年代中頃ですね。

前兆が現れたのは80年代中盤位ですかねぇ。
洋楽の聞き始めは Bryan Adams とかのUSロックと DuranDuran とかのUKピコピコの80年代初期でして、その後 E.M.F とか Jesus Jones 辺りのハウスロック(?)を聞いて16刻み中毒になりました。

渋谷系はそれ程追求した訳ではないのですけど、Flippper's と Spiral Life が好きです。
最近でも Gomes The Hitman とか音がソレ系のバンドがありますけど、もうひとつ『来るもの』が無いんですよねぇ。
てか、年齢層がズレ過ぎだわ...(涙)。

今邦楽で気になってるのは ベベチオ ってユニット。
ちょっとスピッツっぽい普通のポップスですけど、サラサラしてて心地良いです。

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アルバム情報発売元:ポリスター発売日:1993/09/01盤種:CDアルバムレ [続きを読む]

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